スポーツと親知らず
親知らずは17歳~21歳頃に生え始めます。そしてこの親知らずは中途半端に傾いて生えることが多いため周囲に汚れがたまりやすくなります。そのことで虫歯や歯肉炎が発症し、突然痛くなったり腫れたりする原因になります。
高校生というと、部活動でスポーツに励んでいる学生は多いかと思います。この中途半端な状態の親知らずを抜かずに放置すると、大事な試合の日に突然痛くなってしまう恐れがあります。
また一方で、中途半端に埋まっている親知らずを抜くには、歯の周囲の歯茎や骨を一部切ったり削ったり縫ったりする必要があり、長くて1週間ほど腫れたり痛くなったりします。そのため、しばらく運動を控えていただく必要があります。
そのため、運動に励んでいる学生の皆さまには、シーズンオフの時期に計画的に親知らずを抜くことをお勧めしております。口の中全体のチェックも兼ねて是非一度気軽に相談にいらしてください。